四谷大塚に、新4年生予習シリーズ準備講座というクラスがあります。
中学受験塾はどこも、新年度が2月スタートとなります。(中学受験が2月のため)
中受塾カレンダーでいえば、半年前となるのが夏休み。
毎年、7月の早めの日程で、新一年生入学準備講座(年長児対象)や、新4年生予習シリーズ準備講座(現3年生対象)というクラスの募集が始まります。
どちらも、開校は夏休み明けの9月からとなっています。
9月から1月までの5か月間で、全16回13,200円という格安設定!
1回あたり825円で、しかも新一年生の方には英語もついてくる!という破格な講座のため、毎回かなり早期で募集終了となります。
気になっている方は、6月後半くらいからホームページを確認したり各校舎に置かれているチラシをもらったりすると良いかと思います。
上の子は、通塾なしの状態から 四谷大塚の夏季講習に突っ込んだことがあるのですが、通常クラスの生徒さんと同じクラスになってしまったため、ちんぷんかんぷんで「つまんない!」と言って帰ってきていました。
四谷大塚だけでなく塾って、当然、学校よりも進みが早いんですよね。
通塾している子たちと同じクラスになるのはちょっとかわいそうだったなと反省。
その点、9月スタートの新4年生準備講座は、3年生の2月(中受塾でいうと4年生スタートの時点)から入塾を検討する層のためのアプローチですので、「塾は楽しいところだよ」というポジティブな雰囲気を出すように設定されているようです。
こちらに通った初日、「楽しかった~!」と夏季講習とは全然違った顔で帰ってきました。
そう、塾の先生って、教えることのプロフェッショナル!
なので、解説も分かりやすいし、教え方も上手。当然、学校の授業よりも勉強としては楽しいはずなんです。
私自身も中学受験を経験していますが、塾の先生は本当に教え方がうまかったです。
自分の経験と、子どもの経験を合わせた結論
学校は勉強ではなく人間関係を学びに行くところ。行事を楽しんだり、友達とワイワイやったり、いじめがあったり、そういうことを学ぶ場所。
勉強は、塾の方が圧倒的に楽しい。
なので、勉強を頑張りたかったり楽しいと思いたかったら、塾に行くのが絶対にオススメです。
そういうわけで、週に1回、お正月などお休みのこともありながらのなんとなく「塾に行く」ことに慣れていく準備講座はスタートとしてはとても良かったです。
- 宿題も、そんなに多くなく、かといってゼロではない。
- 塾通いが初めての子をターゲットにしているので、知らないことを前提に教えてくれる。
- 週1というスローペースからスタート。
- これに通っていれば入塾テストに合格できるように指導してくれる。
そうそう、大手の塾は、入塾テストがあるんですよね。
結局、曜日の関係などで別の塾へ入塾しましたが、この期間の通塾経験はとても良かったです。
中学受験をお考えなら、小3の2月からの通塾がおすすめ!
それは、塾カレンダーで4年生の新学期だからです。
もし余裕があれば、3年生の9月から、助走をするのがさらにおすすめです。
都市部では、小1からの塾通いが当たり前になっている地域もありますが…
うちはゆるめなので、新4年生のスタートから入りました。
難関校を目指すなら、塾に慣れる、勉強習慣の確保、基礎学力の底上げのために早期からの通塾はありだと思ってます。
時間節約型なら、小3の冬休みにガッツリ追いついて新4年生からスタートで問題ないかと。
ただ、のんびり型だと急に4年生からの週2~3塾通い(テスト含む)というペースに不満が出てくるのも事実です。
それぞれのご家庭の方針に合った、子どもにとっても無理のない通塾ができると良いですね。