ゆる知育→ゆる中受。

モンテッソーリ幼稚園→公立小、中受予定

ヤマハ幼児科、気になる費用は?始めてみて、そして辞めました…。

ピアノがやりたい!と言い出した娘。

 

子どもの習い事としてピアノ、されている方も多いと思います。

私自身が幼稚園児の時からヤマハに通っていたこと、周りでもヤマハ幼児科に通っている(いた)子が多いことから、ヤマハの体験レッスンに行ってみることにしました。

 

どの地域も同じなのか分かりませんが、ヤマハ幼児科は【5月・11月開講の2年間】

グループレッスンで、スタートは年中/年長から。

年長でスタートしても2年カリキュラム。

 

基本的に、体験レッスンはその後通うことが可能な曜日・時間で体験することが望ましいです。

担当の先生が変わるとレッスンの雰囲気も変わる可能性があるからです。

2年という長い期間お世話になる先生、初めにしっかり確認しておきたいですよね。

 

娘に関しては「やりたい!」と言い出したのが中途半端な時期だったので、体験してから開講まで数か月待ちました。

ヤマハ幼児科の特徴

初めて見る「エレクトーン」という鍵盤もボタンもたくさんある楽器に興味津々…!!になるのですが、なかなかエレクトーンには触らせてもらえません。

ヤマハ幼児科の特徴は

  • 親子で一緒のクラス
  • 歌うことからスタート
  • 音楽に親しむところからスタート

というわけで、鍵盤に触れる時間は最初はレッスン中合計5分程度!

 

お歌を歌ったりしていく中でリズム間隔を養ったり、高い音・低い音の認識などからスタートしていくので本当にスローペースなのですが「耳が良くなる」と言われる理由はここにあるんじゃないかなと個人的には思っています。

 

過去はどうか知りませんが、今はコロナの影響でレッスン中もマスク着用、私はが通っていた3〇年前は先生の周りに丸くなってみんなでドレミで歌ったりした記憶があるのですが、コロナだからか今のスタイルなのかそれはありませんでした。

 

ヤマハ幼児科の料金

さて、そんなヤマハの幼児科、気になる料金は(2022年現在)

  • 入会金 11,000円
  • 月謝  9,350円(レッスン料 7,150円+施設維持費 2,200円)
  • 教材費 8,360円(半年分・CD/DVD/レッスンバッグ含む)

 

ピアノを買わされる?

ピアノ・エレクトーンの購入に関しては、かなり積極的にご案内されます。

最初は、キーボードや簡単な鍵盤が家にあればそれでOKという感じですが…

都度都度、レッスンのたびに挟まれるピアノ販売会のご案内のチラシ。

半年まではあまり鍵盤に触ることもないし家での練習もほとんど簡単な部分しかないのでしばらく様子見してからで大丈夫かと思います。

我が家は、お友達が使わなくなった大き目のキーボードを貸してくれたのでそれで練習していました。

周りのお友達を見ていると、幼児科にいるうちに、キーボード→ピアノ購入という流れの子が多いです。

 

ヤマハ幼児科に通った感想と、合わなかった理由

我が家は、ヤマハに通って数か月でリタイアしました。

 

まずこれは体験レッスンの時にも思ったのですが、60分の中に子どもを飽きさせないようにいろいろな内容な盛り込まれています。

毎回、4~5曲を歌ったり、弾いてみたり、マグネットを使用して音符の位置を覚えたり、ワークをこなしたり、次から次へとテンポよく進んでいきます。

 

はい、これが、なんとも目まぐるしい。

「ぷらいまりー(教科書)の〇ページを開けて、〇〇のお歌をうたいます」

「次はエレクトーンの蓋を開けて」

「〇番のボタンを押して、鍵盤は押さないで」

「次はエレクトーンのふたを閉めてマグネットを出して」

「マグネットはしまってぷらいまりー(教科書)〇ページ」

どんどんどんどん指示があるので、子どもはポカーンとしてついていくことができません。隣で親がカバンからサッと出して、サッと用意して…の繰り返し。

うん、親子同伴の意味が分かりますね。

うちの娘は自分のペースで自分でやりたい人なので、私が手を出すことにそもそもイライラ…。でも、ゆっくりやっている暇はないのです。どんどん進んで行ってしまうので。そんな様子を我慢して見ていなくてはいけない私もイライラ…。

 

娘の気持ちも痛いほど分かるんですよね。

エレクトーンのボタンがたくさんあるのが気になって、押してみたい。眺めていたい。でも、すぐに蓋を閉めろを言われてしまう。

目的の教科書のページに着く前に気になるページを発見しちゃった!ちょっと見てみたいな。(→そんな自由なことをしている時間はありません)

マグネットは、えーと、どこにしまったかな。(→ゆっくり探している時間はありません)

今日はどのシールを貼ろうかな。ここにはこれがいいかしら、それとも…(→ゆっくり選んでいる時間はありません)

 

もう、とにかくすぐに次へ次へと進めさせられてしまうので、レッスン中に思っている・考えていることは全て中断させられて心行くまで楽しむことは皆無。

確かに小学校へ行ったら多少なりともこのような教育になってしまうので小学校への適応準備と思わないこともないか、とも思ったのですが、日常モンテッソーリの幼稚園でゆったりとした時間を過ごしている娘にとっては、かなりストレスフルな1時間となっていました。

こんな状況では、ピアノ好き!ってなるわけがありませんよね。

 

レッスンの内容はとても良いのですが、進め方というか、子ども目線ではないところがとても気になっていたので、思い切って辞めることにしました。

 

体験レッスンの時も少なからず目まぐるしさを感じていたので「本当に大丈夫?」と娘に何度も確認したのですが、「楽しかった!やる~!!」とのことだったので申込したのですが。。。

最初に感じた違和感は、やはり大切にした方が良かったかもしれません。

 

すんなり辞められた?

他の方のブログなどで、「引き留めがすごい」「辞めさせてもらえない」という記事を見たこともありドキドキしていましたが…

娘のやる気のなさを先生も理解していたことや、人気地域のため娘一人が辞めても大した痛手ではないことからか、特に引き止められることもなく「ご家庭のご判断で」とのことでした。よかった!

まぁ、ヤマハ側としても「あのお教室は辞めさえせてもらえない」などという変な噂を立てられることの方が厄介でしょうしね!

 

 

そういうわけで、数か月でしたがお世話になりました。

我が家は、合わない習い事はスパッと辞める(もちろん、頑張ってみようよ、という声掛けはしますが、それでも嫌なものは続けても身にならないという)スタンスのため、さっさと損切りさせていただきました。

 

入会金などの初期費用がかかるので本当は、長く続けてもらいたいのが本音ですけどね、親の「もったいない」という謎の意識で無理やり続けさせるのも、なんか違うかなと思っています。

もちろん、子ども自身が頑張れそうなのに理由なく「行きたくない」というものは突っぱねますが。こちらも納得できる理由での辞めたいに関しては、そうですか、わかりました。という感じです。