ゆる知育→ゆる中受。

モンテッソーリ幼稚園→公立小、中受予定

【中受話題】最近の中受は割に合わないんじゃないかと聞いた話

中受話題です。

 

先日少しだけ、現中1ママ(中受済・第一希望中堅一貫校に進学)とお話しする機会があり…

 

「うち、中受するっていってもほんと中堅以下の下位校でいいと思ってるんで」って話をしていたら。

 

先輩ママも、いわゆる「ゆる受験」経験者だったようで「うちもギリギリまでスポーツやってたの」って。「週4塾、週3スポーツ」というハードスケジュールで受験をこなしたらしい。すごい。逆に超人。

 

「でもね、第一希望に3度目でなんとか合格できたからよかったものの…

うちの学校、数年前と比べて、偏差値が10も上がってるの

 

…!!!

そうなんですよ…!!!

超上位校(開成とか)はもちろんずっと雲の上なくらいテッペンなんですけど、

もともと偏差値40台~50台の学校って、最近の中受ブームで偏差値の上がり方がハンパないんですよね!!!

 

そこまでは知っていた。みんな勉強しすぎなんだよ、みんなで辞めて偏差値下げようぜって思ってた(笑)

 

なんだけど、実際通っている人だからわかるコメントに衝撃を受けました。

 

私立だからさ、先生たちは変わらないのよ。偏差値が10上がっても」

「広報の先生や入試担当の先生は知ってるけど、現場の先生は、小学生時代こんなに勉強して入ってきてるって気づいてない」

「もちろん悪気はないんだけど、先生たちは、意識が数年前のままなのよね」

「でも、保護者としては『あんなに死ぬ思いで勉強して入った学校』だから期待値がすごいわけよ、そこがギャップ。」

 

…うわーーー!!!なるほどすぎる。

 

そうなんですよ、それ気になってたのが、先日説明会に行った日本学園中学校。

ここ、偏差値もちょうどいいし、校風もすごくいいし、距離以外は最高だと思っていたところ、まさかの突然明治大学附属になって男子校から共学になって名称も変わると発表して突然大人気校に!!

当然、偏差値爆上がりですよ。説明会も大盛況です。

そんな説明会で校長先生が散々、「教師もアップデートしてます!」みたいなこと言い続けていたけれど、そこなんだよね。きっとそういうことなんだよね。

元々遠かったこともあり、共学化、偏差値アップで志望校から外してしまったけれど。

うん、なんか、ほんと、うちみたいな家庭に「ちょうどよい」学校がどんどんなくなってしまっていて…(涙)

 

どこかうちの息子を受け入れてくれる学校ありませんかね~(涙)

 

「憧れの第一希望」は本人は前に決めたみたいだけど、そこは実際は「目指す」にはちょうど良いけれど絶対に届かないので、親としては冷静に、実質行けそうなところにも目を向けないといけないと思ってる。

 

100点目指しても80点しか取れないように、80点のところ目指してたら実際は60点しか取れないわけで。なので、届きそうで届かない第一希望を設定するのはもちろん良いと思っているんだけれど。

憧れの第一志望と、真の意味での第一志望を決めないとね、と思っています。

 

はぁ~でも、その先輩ママの話聞いたらなんだか、こんなに塾行って勉強がんばってもらってこの程度の学校か…ってことに絶対なるな、と思ってしまって。

いや、この程度、なんて失礼なんだけど、私は中学受験をさせたい理由が「環境を買いたい」なのでどこの偏差値帯の学校でも入れるところがご縁のある所だと思ってるんだけど、夫がね。「どこそれ?」って学校なら公立でいいじゃん、というタイプなので…(そうじゃないんだよ!でもそこ話し合うといつまでも平行線)

 

しかも、私は、子ども自身が無理しないレベルの学校に行ってほしいと思ってる。一個下げてでも、上の下とか、中の上に居られる学校がいいと思ってるんだけど、

夫は、入ったらその中でスタートだから無理してでも上の学校に行った方がいいという考えなんだよね。

深海魚っていう人たち知りませんかね?ってかんじだけれど。

そこもまだまだ、家庭内ですり合わせしないといけない部分なんだよなぁ~。

イイ感じに、無理な学校には受からないと信じているけれど。

でも、夢の第一希望にうっかり受かっちゃったら行きたくなっちゃう気持ちもあるだろうしなぁ~。そこはもう神頼みかしら。

 

無理して早稲アカに転塾して辞めた経緯から、夫もその辺分かってくれてるかと思ったんだけどまだ理解できてなかったか。

 

詳しくは聞かなかったけれど、その先輩ママの上の子は、

中受⇒有名校⇒高校進学時に上がれずドロップアウト

で別の高校行ったそう。

別のお友達では、

小学校から私立の附属⇒めちゃ優秀だけど本人の意志で中受せず⇒広い世界を知った中2くらいで激しく本人が後悔⇒でも、考え直して特待生もらいながら高校まで一貫進学して大学で東大目指すことにしたらしい。

というわけで、中高の勉強は余裕だし課外活動や部活にも力を入れつつ、充実した中高生活を満喫して自己肯定感を高めたまま大学受験で大舞台へ、というのもとっても良い人生だと思う。

 

はぁ~

いろんなルートがあるなぁ~。。。

 

最初の話に戻るけど、本当に、なんで首都圏だけやたらとこんなに中学受験熱が激しくなってるんでしょうね。。。

どんどん難しくなる問題に、なんだか、それが本質なのか?と謎な気持ちになることもあります。

うちの子がやってる下の方のクラスのレベルはまだまだ、「うんうん、私もそれくらいやった!」って感じのことだからやれて当然と思うけど、上位校を目指す人たちがなんだか本当に、すごいなぁ。よくやるなぁ。と思ってしまいます。

 

娘はさらに4年後だから、もっと状況が変わってるんだろうな。

中学受験したいなんて言い出さないといいなぁ…なんて今からひやひやしています。