ゆる知育→ゆる中受。

モンテッソーリ幼稚園→公立小、中受予定

気が付けば新年度保護者会

時間が経つのが早すぎる。

気が付けば、新年度保護者会なるものが開催されており、なにかと遅めな息子塾でも、ようやく新年度保護者会。

 

中受塾の新年度は2月という事で、来年度の日程や学習スケジュールなどを聴かされます。

 

息子も、ついに6年生が見えてきました。

 

これまでの変遷は、

一応1年生からやってたZ会。2年生から、計算だけでもやっとくれと思って入れた算盤(週1)

Z会は、3年生からタブレットでの授業形式になったら全く見ず、適当にやる。学習習慣なんて全くつかない。そろばんは緩やかに、行ったり行かなかったり。

 

小学校3年生の12月、学校の担任の先生が放任主義だったこともあり、宿題?やりませーん。テスト?30点とか普通です、当然見せません。親、知りません、がバレた時期。

このまま放置してたらヤバイと親に火が付き、個別指導塾を検討するも、どう見ても学生バイトに払うには高額だと思い母塾が始まる。冬休みは漢字の猛特訓。

 

週1とはいえ算盤だけはやっていたこともあり、どこの塾の体験でも計算の速さだけは褒められる。(他に褒めるところがなかったのだろう)

 

四谷が新4年生からの囲い込みのために開催している「新4年生スタートコース」のような10回くらいの短期コースに通ってみる。これは、基本的に通塾したことのない子たちを対象に、四谷に入ってもらいたいから開催しているコースなので、「塾って楽しいところだよ!」という刷り込みを受けてくる&みんな塾行ってない子たちだからほぼ同レベルでのクラス編成のため息子自身は「楽しかった!」んだそう。

しかしながら、入塾したら、低学年からいた子たちとの競争になるため一筋縄ではいかないことは周りのお友達から話を聞いて知っていました。

当然、SAPIX、早稲アカ、四谷などは低学年から通っている子との知識量のギャップが大きすぎるため、落ちこぼれが行けるような場所ではないと入塾はしない方針で。

 

この頃は、都立中高一貫用の勉強の方が将来的に役に立ちそうだなと思って、enaなんかも検討しました。ena、囲い込みのためなのか、小学校3年生は無料で通塾できる制度があったりして。体験に行ってみたんだけど、まぁ無料だから意識も高くない。やっぱりお金と意識は連動するな、と感じてしまった。

先生も、体験に行ったのに勧誘もなく、我が子はきっと、光るものがなかったので「是が非でも入ってほしい」わけではなかったんだろうなと推測。「お布施を払ってくれてるお客様」としてであっても大切にしてくれない塾に払うお金はありませんと思い却下。

 

ご縁があって、こんな息子でも大切に扱ってくれそうな中堅?小規模?塾に入りました。

4年生クラス、順調です。塾、楽しいらしい。それならよかった。

しかしながら、家での学習習慣が全くないため家での課題については大苦戦。計算と漢字をたった1枚ずつやるだけでもできない。なんとかやらせようとする親と、やりたくない息子で毎日バトル、あの手この手でとにかくやらせる。

家での学習習慣がつくのには半年くらいかかりました。長かった…。

その頃、まさかの塾のクラスを上げませんか、という打診が。(テストの結果で毎回クラス分けがあるような塾ではないんです。)

それに気をよくした息子、とりあえずやる気に火が付く。

同時に、母、私立中学受験を塾から勧誘される。自分は中受経験者ではあるものの、東京の学校は全然わからない。まぁ、やるならやってみてもいいかもと思いだす。

 

そしてまさかの、夫が前のめりになり早稲アカへ転塾。

しかし、やっぱり低学年から通塾していた子との差は埋まらず、常に一番下のクラス。一番下のクラスでは、漢字小テストも満点2人くらい、残りは30点くらい、中には全くやってきてない、とりあえず塾に来ているだけという子もいて、雑多すぎる。しかしここから抜け出せない。宿題の量も半端なくて、これは息子と私がパンクすると思い、さっさと損切りして元の塾へ戻ることに。

 

元の塾に戻ってからの、5年生クラス。

とりあえず、早稲アカの子はあんなに勉強してテストも受けてるんだ、と本人が身をもって知ったことが転塾したメリットだった。

自分でも、中学受験するんだ、という意識が芽生えて、4年生のときにあんなに大変だった毎日の家庭学習は、こちらが声をかけなくても自らするように。

振り返ってみると、本人が自覚をもって、精神年齢がグッと成長したことが大きかったように思う。

 

3年生の12月からの、この2年間ですごく息子も成長しました。

あと残り1年、きっともっと成長するんだろうな。

 

そして今、母は毎日の学習計画表を作ることに疲弊していますが…。

毎日やってほしいことを箇条書きにしています。

きちんとやったかノートを確認して、×が多いときは「解きなおし」もやることリストに追加。

でも、書いておくと文句を言いながらも消込しながらやっているのでエライ。

 

毎日やると1枚でも、積み重なるとかなりの量になることがわかったこと。

自分でやることリスト見て、どれくらい時間がかかるか把握できるようになったこと。

お休みの日のスケジュールを、自分で管理できるようになったこと。

 

友達とも遊び、勉強も適度にし、ゲームは1日30分まで、テレビはたまに見る、学校のPCではNHK for Schoolを見まくっている、という彼の日常ですが、

実に小学生らしい、良い生活をしているなぁ~とある意味羨ましくもなります。

 

まだまだ反省してほしい点はいっぱいありますが…

(やっぱり漢字が苦手で社会の歴史も全然漢字で書けないこと、文章を書くときもほとんどひらがなで書くこと、字が汚いこと、計算の途中式を絶対に書かないこと、図を書くのを面倒くさがること、歴史年表とか絶対自分で作らないこと、やりたくないことはやらないこと、テストの直しをしないこと…などなど、いや、いっぱいありすぎるわ)

 

とりあえず、算数が嫌いでなかったことと、本人が素直なことが、一番の良かった点だと思っています!(終わってないけど!むしろこれからだけど!)

 

私なんて算数大っ嫌いだったから絶対やりたくないし、後回しにしまくってたけど、たくさんあるとまず算数から取り掛かる息子、それだけで偉いと思ってしまう。

 

息子の件は、あとは塾と本人にお任せするだけなんじゃないかと思えてきたけれど、問題は下の娘だな…。一難去ってまた一難。

自分ができないことが許せない、ママやパパの言うことなんて聞きたくない反抗期、別解とか絶対聞く気ありません。というタイプ。素直さが全くないので息子とは取扱いの仕方を変えなくてはいけません。どうなっていくのやら。