ゆる知育→ゆる中受。

モンテッソーリ幼稚園→公立小、中受予定

ゆる→ガチへ?Wに転塾② ~夫の誤算~

さて、①の経緯で中堅中受塾に通っていたわけですが

夫の「もっとやらせたらもっとできるようになるんじゃないか」という期待で大手、早稲田アカデミーへ入塾することになった息子。

 

①はこちら…

kosodate-fun.hatenablog.com

 

本題に戻りまして

夫の言い分としては

  • もっと大勢のところで戦わせたい(ライバルを知る)
  • 拘束時間が長い方が良い(家庭での負担が減ると思ったらしい)
  • 自分の子だから賢いに違いないという思い込みと期待

まぁ、そうですね。

とっても生ぬるく踏み込んでしまった中学受験の世界です。まだ4年生、大した量の勉強でもないくせに「こんなにやるのか」と文句を言っている子どもに対して「お前は甘い」と伝えたい気持ちは分かります。

それでも、ゼロ(いや、学校の宿題すら出していなかったからむしろマイナス?)からのスタートだった息子にとって、塾通いして学校の宿題もきちんと出すようになったことさえかなりの進歩だったはず。

 

まず新4年生のスタート(3年生の2月)から中堅の塾に通い出したころ。

 

お友達が優先になってくるギャングエイジと呼ばれる4年生で、ずっと友達と遊び惚けていたところに急に自分だけ塾という予定を入れられて、友達と遊びたいのに遊べないというストレスもあったはず。

 

(塾のない日は学校から帰ってくると6時ごろまでお友達と遊び、土日も予定を合わせてはお友達と遊び、という生活をしていました。)

 

それでも、塾の宿題は出るので土日のどこかでまとめてやったり、お友達が遊べない日に勉強したりとなんとか最低限の課題はこなしています。

当然、母の管理と声掛けは必要ですが、面倒見の良い塾が毎日の宿題リストをくれていたのでその通りにやっていけばよいというものでした。

 

朝の計算・漢字+1日1教科どれかの宿題、というように。

まだ、4年生。今更上位校を目指すわけでもないし十分でしょうといったところです。

 

そんな中、突然の夫の希望による転塾騒動です。

 

いざ転塾となるとガラリと生活が変わりまして…

早稲アカに低学年から通っているお友達が何人かいるので話は聞いていたんですが早稲アカの特徴は

  • 宿題が多い
  • 拘束時間が長い(終わる時間も遅い)
  • テストが多い(2週に1回のカリキュラムテストと、5週に1回の組み分けテスト)
  • 進度が早い

ということなんですよね。

夫の誤算は、

  • 宿題が多い=いつやるかのスケジューリングをするのは親=結果親の負担が増える
  • 拘束時間が長い=やることに時間のかかる息子には圧倒的に自分の時間が無くなる
  • 進度が早い=理解に時間のかかるタイプの息子には不向き(特に算数)

 

これを分かっていなかったことでしょうか。

次第に、私と息子が二人ともパンクしました。

 

私はといえば、宿題のスケジューリングに慣れるまで試行錯誤。試行錯誤の末ベストなスケジュールが見つけられたのが転塾1か月半後。毎日声掛けして横にベタ付きでいないと宿題やらないので、宿題が増える=私の拘束時間も増える。授業が早くて理解できないまま帰ってくるので結局家でもう一度私が教えなくてはいけない。もう、下の子のことなんか完全放置です。自分の時間も毎日3時間くらい削られて、疲弊。

 

息子に関しては、お友達と遊ぶ時間もない不満(テストなどで土日も奪われる)。圧倒的に増えた宿題を毎日やれと言われるストレス。授業も分からないからつまらない。テストも点数とれないからつまらない。やってもやっても報われない負のスパイラル。

 

 

そもそも普通の子が10分で終わるべきものが、息子には30分程度かかること。

きっとこれはもうタイプ。としか言いようがない。諦めている私。

それを、集中力がないからだ、とかやればできるという精神論で片づけたい夫。

 

幼い頃から息子に関しては常々発達障害を疑っている私と、まさか自分の子がそんなわけないと思いたい、育児に全く関わってこなかった夫の、息子に対する考え方のギャップがここにきて現れてしまいました。

 

ただ、この経験から良かったことは

夫が息子に対して過度な期待をすることを諦めてくれたこと。

自分の息子だが自分とは違うとようやく理解してくれたこと。

息子が小さかった頃は本当に仕事ばかりで全く育児参加ゼロだった夫は、コロナ以降ようやく息子と過ごす時間が増えて、息子とこんなに時間を過ごすことになったのもここ2年くらい。まだ見えてないことが多くて当然だとは思いますが…。(それにしても、私が1歳ごろからずっと発達障害を疑ってるという話をしていたのに常にスルーだったじゃないか!!と言いたくなりますが)

 

何事も身をもって体感しないと分からないものですね。

ちょっとコイツは俺が思っているよりも理解が悪いんじゃないだろうか。この前説明したことがすっかり抜けている。何度言っても分からない。そもそも理解する気がない。

そういう人がいるってことを、分かってもらえてよかったです。

 

そう、ここまででお察しいただけると思いますが、夫はすごく自己肯定感が高いです。

自分、デキるやつだと思ってるし、まぁ上を見たらきりがないですが、下の方ではなかった。だから、分からない人の気持ちが分からなかったらしい。

 

ようやく、ずっと低迷している息子のテストの結果と、日々の理解度を目の当たりにして「これは…期待しても無理かも」って思ってくれたみたい。

最初は、わざわざ中学受験するんだからそれなりの偏差値の学校へ行ってほしい、そうでなければ学費を出す意味がないと思っていた夫でした。時代的にも学歴絶対主義の年代です。無理をしてでも良い学校へ。最終学歴が良ければ良い会社へ就職もできて生涯安泰。そう思う年代です。

 

そんな夫を、いくつかの学校見学に無理やり連れていき、偏差値の低い学校でも(息子にとっては)良い学校はあること、寄り添ってくれる面倒見の良い学校の方が息子には向いていること、私が私立に行かせたい理由とその意味を時間をかけて伝えていった結果、ようやく今となっては、学歴=幸せという考えじゃないということも分かってくれた気がします。

 

転塾、お金もかかったしストレスも半端なかったけど、そのために必要なプロセスだったのかもしれない。

 

とりあえず、パンクしたままの現在ですが、息子に「やっぱり前の塾に戻る?」と聞いたら

 

「今のままでいい」

 

というので、このまま、少しずつでも食らいついていく予定です。

 

戻るとなったら、なんとなく余裕もできそうだし私の気持ちも落ち着いたのかもしれないけれど。

息子としては、ようやく今の塾のシステムやお友達に慣れてきたところだし、もう少しこのまま頑張ってみようかなと思えたのかな。

 

 

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ゆる→ガチへ?Wに転塾① ~そもそもの塾選び~

小4長男、いわゆる4年生スタート期(小学校3年生の2月)から中堅の塾に通っていました。

それまでは、四谷大塚の季節講習に行ったりZ会の中学受験コースをゆるくやっていた程度。

中受をするかしないかの家庭の方針が定まっていなかったので、とりあえず「いざ挑戦したくなった時に困らないように」準備だけは少ししていたというのが実情です。

 

とはいえ、家庭学習習慣もほとんどなく、Z会は一応やるけど適当、学校の宿題も適当。なんなら出していない。学校の漢字テストは壊滅的な状態。

からの、通塾スタートでした。

 

塾選びに関しては、個別と集団と両方検討。

本人は個別の方が当然手厚いので気に入っていたけれど、

  • なにせ個別は高い!
  • 先生の質が安定しない!(バイトだったりするし)
  • カリキュラムがきちんとないと場当たり的になってしまう
  • 切磋琢磨できる友達の刺激が欲しい(と私が思っている)

ということで、個別も2社見た後、集団塾の体験へ。

 

(※個人的には、個別は苦手分野のフォローや集団塾に入る前のレベル上げには良いと思います。)

 

大手(SAPIX、四谷、早稲アカ)は入塾テストが難しいと聞いていたし、最初からそこに突っ込む親の決心もできずとりあえず中堅を2校見学に。

 

一つ目は、息子が「校舎とトイレが汚いから嫌だ…」と…。

そう、雑居ビルの1フロアだった某塾。

まぁね、かなりの時間を過ごすことになる塾ですから、そういうところが気になっちゃうなら仕方ないよね。

そこの先生も「あ~4年生ならどの塾でも同じですよ」とバサッと言ってくれたので私としては「全然親身じゃないな、ここは無し」と思えたので息子のNGと意見が一致。

 

2校目の中堅塾では、入塾テストが思いのほかよかったらしく「ぜひお子さんをうちの塾で」と言っていただき

(今思えば、塾飽和状態の地域ゆえ、大手にガッツリ人数とられちゃってるので中堅としては誰でも一人でもお客さんを確保したかったんだと思うんだけど)

校舎長のアツイお電話でお任せすることを決めました!

 

こちらの塾が、とっても手厚くて良かった…!

まずは宿題ノートの書き方から指導してくださり、勉強時間の設定についての相談や面談フォロー、テストの結果が出るたびに担当の先生から電話でフィードバックがあって。まだそんなに熱心に「なにがなんでも偏差値の良い学校へ!」と思っていなかった親たちにとってはとてもありがたかったです。

 

確かに、あとから振り返って勉強するときに役立つようなノートの書き方なんて学校では教えてくれない。志望校選びってどうするの?そもそも田舎出身の私は東京の学校事情がよく分からない。そんな中、丁寧に資料をいただき説明もしてくれてなんとなくイメージを掴むこともできました。

 

最初に手続きをして、半期分のテキストをドサッともらって来たときは「あぁ、中学受験の世界に足を踏み入れてしまった…」と何とも言えない重たい気持ちになったことが忘れられません。

 

息子もなんとなく勉強習慣がついてきて、嫌だけど宿題はやらないといけないもの、とぶーぶー文句言いつつもなんだかんだ机に向かうように。

対策の勉強をするでもないのにテストの結果も悪くなく、思いがけずクラスを上がることもできました。

(入塾したての頃は、うちの子、ついていけてますか…?って感じだったのに、そう思うと大進歩!)

 

母子ともに特に不満なく通っていたのですが、夫が上がり調子の成績を見て「これ、もっとやらせたらイケるじゃない?」と勘違い(?)期待(?)してしまったのがそもそも転塾するキッカケとなり

 

早稲田アカデミーの入塾テストを受けたら割と良い点数だったため、そちらに転塾することになりました。

 

ここからが悲劇の始まりです。

続きは次回…。

「そろばん教室」始めるならいつ!?

昔からの伝統的な?習い事!「そろばん教室」

 

我が家は夫がどうしてもそろばん教室に通わせたいということで、上の子が小学校2年生の最初あたりから、そろばん教室へ行っています。

 

通塾もしていなかったので、週に1回、強制的に計算の練習してくれる場所があればゼロよりいいか…というくらいの、期待値低めで通わせていました。

 

そろばん教室は、セイハの「そろばん教室88くん(パチパチくん)」に通っています。

 

セイハのよいところ

  • 振替が無制限!
  • 大型ショッピングセンターの中のお教室が多いので待っている親も便利
  • いつもの先生が決まっている
  • 個人面談などきめ細かいフォローがある

 

振替も、ネットのマイページから操作するだけなのでとっても簡単。

急な体調不良はもちろんのこと、コロナの学級閉鎖などで習い事に行けない日があっても安心。逆に、体調不良でも無理して来ちゃう人がいないのも安心なんです。

 

低学年だと親が送迎することも多いと思いますが、大型ショッピングセンターなら待ち時間もお買い物などできますし、だいたい駐車場があるので悪天候の日など車で送迎しやすいのもポイントです。

 

そろばんをやってよかったこと

  • 計算スピードが上がった!
  • 暗算力がついた!
  • 集中力がついた!

息子に関しては、計算は苦手ではない様子。

スピードもなかなかだし、正答率も悪くない。

算数が劇的に苦手な私にとって、計算スピードが速くて正確というのは憧れるところです!私のように苦手意識を持たないだけでも、素晴らしい!

まだ頭の中にそろばんが浮かんでくる~というような感じではなさそうですが、とにかく慣れというのも大きいですね。

 

はじめるならいつ?

セイハは、「年少から通える」とのことですが…

そろばんを始めるにあたって、先生にお話を聞きました。

あまり早くから始めすぎても、ちょっとお月謝がもったいない。

数字がしっかり書けて認識できてからで良い。

九九が始まる前がベスト。ということで、正直小学校1.2年生がベストです!とのこと。

ちょうど良いタイミングでお教室に入れたこともよかったなと思っています。

 

うちの子が通っているお教室では、幼稚園児クラスと小学生クラスに分かれています。少人数なので、子ども一人一人それぞれの進度に合った適切な授業をしてくれています。

 

この時代にそろばん!?と私自身も思っていましたが、振り返ってみれば緩やかに長く続けている習い事です。

 

 

 

ダイソーで見つけたためになるカレンダー

ダイソーで見つけた週めくりカレンダー

 

4種類見かけましたが思わず3種類を大人買い

 

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四字熟語
名言名句
ことわざ

 

中はこんな感じです。


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ふりがな付き、意味解説付きなのが良いですね~!!

 

思えば実家にも「あいだみつを」みたいのたくさん吊り下がっていたような。

 

目につくと思わず読んでしまう文字。

知らず知らず目にして少しでも覚えてくれたらと思います。

 

とりあえず、分散させてあちこちに吊り下げてみました。

 

年長の娘が最近漢字に興味を持っているので(やらせてはいない)

「女」の字をみて「魔女」のところには「じょ」って書いてあるのにこっちは「にょ」って書いてあるのどうして!?って。

良いことに気付いたね!漢字は一つの字にいくつかの読み方があるよ!とだけ教えておきました。

 

ちなみに、4種類のもう一つは「おばあちゃんの知恵袋」だったかな。

実はそれが一番役に立ったりしてと思いつつも

絶対にそればかり見てしまうので今回はパス!

お勉強系にふってみました。

 

ヤマハ幼児科、気になる費用は?始めてみて、そして辞めました…。

ピアノがやりたい!と言い出した娘。

 

子どもの習い事としてピアノ、されている方も多いと思います。

私自身が幼稚園児の時からヤマハに通っていたこと、周りでもヤマハ幼児科に通っている(いた)子が多いことから、ヤマハの体験レッスンに行ってみることにしました。

 

どの地域も同じなのか分かりませんが、ヤマハ幼児科は【5月・11月開講の2年間】

グループレッスンで、スタートは年中/年長から。

年長でスタートしても2年カリキュラム。

 

基本的に、体験レッスンはその後通うことが可能な曜日・時間で体験することが望ましいです。

担当の先生が変わるとレッスンの雰囲気も変わる可能性があるからです。

2年という長い期間お世話になる先生、初めにしっかり確認しておきたいですよね。

 

娘に関しては「やりたい!」と言い出したのが中途半端な時期だったので、体験してから開講まで数か月待ちました。

ヤマハ幼児科の特徴

初めて見る「エレクトーン」という鍵盤もボタンもたくさんある楽器に興味津々…!!になるのですが、なかなかエレクトーンには触らせてもらえません。

ヤマハ幼児科の特徴は

  • 親子で一緒のクラス
  • 歌うことからスタート
  • 音楽に親しむところからスタート

というわけで、鍵盤に触れる時間は最初はレッスン中合計5分程度!

 

お歌を歌ったりしていく中でリズム間隔を養ったり、高い音・低い音の認識などからスタートしていくので本当にスローペースなのですが「耳が良くなる」と言われる理由はここにあるんじゃないかなと個人的には思っています。

 

過去はどうか知りませんが、今はコロナの影響でレッスン中もマスク着用、私はが通っていた3〇年前は先生の周りに丸くなってみんなでドレミで歌ったりした記憶があるのですが、コロナだからか今のスタイルなのかそれはありませんでした。

 

ヤマハ幼児科の料金

さて、そんなヤマハの幼児科、気になる料金は(2022年現在)

  • 入会金 11,000円
  • 月謝  9,350円(レッスン料 7,150円+施設維持費 2,200円)
  • 教材費 8,360円(半年分・CD/DVD/レッスンバッグ含む)

 

ピアノを買わされる?

ピアノ・エレクトーンの購入に関しては、かなり積極的にご案内されます。

最初は、キーボードや簡単な鍵盤が家にあればそれでOKという感じですが…

都度都度、レッスンのたびに挟まれるピアノ販売会のご案内のチラシ。

半年まではあまり鍵盤に触ることもないし家での練習もほとんど簡単な部分しかないのでしばらく様子見してからで大丈夫かと思います。

我が家は、お友達が使わなくなった大き目のキーボードを貸してくれたのでそれで練習していました。

周りのお友達を見ていると、幼児科にいるうちに、キーボード→ピアノ購入という流れの子が多いです。

 

ヤマハ幼児科に通った感想と、合わなかった理由

我が家は、ヤマハに通って数か月でリタイアしました。

 

まずこれは体験レッスンの時にも思ったのですが、60分の中に子どもを飽きさせないようにいろいろな内容な盛り込まれています。

毎回、4~5曲を歌ったり、弾いてみたり、マグネットを使用して音符の位置を覚えたり、ワークをこなしたり、次から次へとテンポよく進んでいきます。

 

はい、これが、なんとも目まぐるしい。

「ぷらいまりー(教科書)の〇ページを開けて、〇〇のお歌をうたいます」

「次はエレクトーンの蓋を開けて」

「〇番のボタンを押して、鍵盤は押さないで」

「次はエレクトーンのふたを閉めてマグネットを出して」

「マグネットはしまってぷらいまりー(教科書)〇ページ」

どんどんどんどん指示があるので、子どもはポカーンとしてついていくことができません。隣で親がカバンからサッと出して、サッと用意して…の繰り返し。

うん、親子同伴の意味が分かりますね。

うちの娘は自分のペースで自分でやりたい人なので、私が手を出すことにそもそもイライラ…。でも、ゆっくりやっている暇はないのです。どんどん進んで行ってしまうので。そんな様子を我慢して見ていなくてはいけない私もイライラ…。

 

娘の気持ちも痛いほど分かるんですよね。

エレクトーンのボタンがたくさんあるのが気になって、押してみたい。眺めていたい。でも、すぐに蓋を閉めろを言われてしまう。

目的の教科書のページに着く前に気になるページを発見しちゃった!ちょっと見てみたいな。(→そんな自由なことをしている時間はありません)

マグネットは、えーと、どこにしまったかな。(→ゆっくり探している時間はありません)

今日はどのシールを貼ろうかな。ここにはこれがいいかしら、それとも…(→ゆっくり選んでいる時間はありません)

 

もう、とにかくすぐに次へ次へと進めさせられてしまうので、レッスン中に思っている・考えていることは全て中断させられて心行くまで楽しむことは皆無。

確かに小学校へ行ったら多少なりともこのような教育になってしまうので小学校への適応準備と思わないこともないか、とも思ったのですが、日常モンテッソーリの幼稚園でゆったりとした時間を過ごしている娘にとっては、かなりストレスフルな1時間となっていました。

こんな状況では、ピアノ好き!ってなるわけがありませんよね。

 

レッスンの内容はとても良いのですが、進め方というか、子ども目線ではないところがとても気になっていたので、思い切って辞めることにしました。

 

体験レッスンの時も少なからず目まぐるしさを感じていたので「本当に大丈夫?」と娘に何度も確認したのですが、「楽しかった!やる~!!」とのことだったので申込したのですが。。。

最初に感じた違和感は、やはり大切にした方が良かったかもしれません。

 

すんなり辞められた?

他の方のブログなどで、「引き留めがすごい」「辞めさせてもらえない」という記事を見たこともありドキドキしていましたが…

娘のやる気のなさを先生も理解していたことや、人気地域のため娘一人が辞めても大した痛手ではないことからか、特に引き止められることもなく「ご家庭のご判断で」とのことでした。よかった!

まぁ、ヤマハ側としても「あのお教室は辞めさえせてもらえない」などという変な噂を立てられることの方が厄介でしょうしね!

 

 

そういうわけで、数か月でしたがお世話になりました。

我が家は、合わない習い事はスパッと辞める(もちろん、頑張ってみようよ、という声掛けはしますが、それでも嫌なものは続けても身にならないという)スタンスのため、さっさと損切りさせていただきました。

 

入会金などの初期費用がかかるので本当は、長く続けてもらいたいのが本音ですけどね、親の「もったいない」という謎の意識で無理やり続けさせるのも、なんか違うかなと思っています。

もちろん、子ども自身が頑張れそうなのに理由なく「行きたくない」というものは突っぱねますが。こちらも納得できる理由での辞めたいに関しては、そうですか、わかりました。という感じです。

 

 

幼児期にオススメの習い事「体操教室」

ゆる知育ママです!

 

これまで子ども2人を数ある習い事に通わせてきましたが、

幼少期の習い事でのおすすめは「体操教室」です!

 

「体操教室」ってなんだか漠然としていてよく分からない。

何か一つのスポーツに特化していたほうがいいんじゃないの?

 

そうなんです、私も最初はそう思っていました。

でも、2人の子を育ててみて、振り返ってみると

歩き出したら始められる体操教室は、運動の基本を教えてくれて、体を動かす楽しみを教えてくれる、とても良い習い事だと思います。

 

たとえば先生の指示通りに体を動かすことや、頭でイメージした通りに体を動かすことって、小さい子にはなかなか大変なことで。

それが体操教室に通うことでできるようになっていくと、運動が楽しくなっていきます。

 

上の子は 1歳半ごろから体操教室に通いました。

最初に通ったのは、区立スポーツセンターの「親子体操」だったんですが、

これは全くやらず。完全に脱走していました。

 

多分理由は、

そもそも集団行動が好きなタイプではなかった

人数が多かったため逃げてもバレなかった

 

だと思われます。

「親子体操」といっても、どちらかというとママメインの内容だったせいもあり、子ども自身が自分で楽しんで体を動かす!というタイプではなかったんですよね。

 

というわけで、そちらはワンクールで終わりにして、少人数の体操教室へ通いました。

 

少人数教室は、親子同伴なものの、メインは子ども。

準備体操やダンスもありますが、

サーキットのような「ジャンプして~平均台の上を渡って~マットででんぐり返しして~跳び箱」という流れが、やっぱり子どもは大好きでした!

 

お歌に合わせて体を動かすダンスでは、リトミックの要素もあり。

準備体操では「手押し車」や「壁面逆立ち」のような腕の筋肉をしっかり鍛えていくことも。

そしてサーキットでは、いろんな筋肉を使うし、親が付いているので結構自由だったこともあり、息子には向いていたようです。

(跳び箱は、よじ登っても、上からジャンプしても、普通に飛んでも何でも良いという緩やかなスタイルだったのが息子には合っていたようです)

 

その後は、幼稚園の課外プログラムの体操教室へ移行。

こちらでは、縄跳びや鉄棒などの基本や、ドッジボールのルールなどを教えてもらって小学校に入ってから役立ちました。

 

今の子どもたちって運動不足と言われますが…

「ボールを投げる」などの運動って、積極的にやらせないと機会がないんですよね。

投げる足と手が同じになってたり。

そういうところを親がキャッチボールなどに付き合って上げられれば良かったんですけど、我が家は夫も私もインドア派なため、体操教室で教えてもらえてよかったです。

 

普通に外遊びや公園遊びしてれば、体操教室なんていらないんじゃない?って思ってました。

 

でもやっぱり、先生に教えてもらうと習得が早い!

当たり前のことなんですけど。

親ができればいいんですが。。。

家の周りにがっつりと遊具のある公園が少ないため、鉄棒などは特に役立ちました。

 

「できる」→「うれしい」→「もっとやる」→「もっとできる」

 

という良い循環を作ってあげることが、運動好きになるポイントなのかな~なんて思います。

 

サッカー教室や、バレエなども良いですが、最初はなんにでも応用の効く「体操教室」からスタートしてみて、興味が出てくれば個別のスポーツに移行していくのも良いんじゃないかな。

 

0歳からの習い事「プール」推奨はほんと?

ベビーから簡単に始められる習い事として人気の「ベビースイミング

体も動かせるし、全身運動でとっても良いんですよね!

 

私の2人の子どももスイミングは習わせました。

で…

はっきりいってどうでした?という私なりの結論をまとめてみます。

 

ベビーの習い事は親の愉しみと思え

いやほんとね、文字通りでアレなんですけど…

まだ子ども自身が「これやりたい」っていう意思のない時に始める習い事って、完全に親の愉しみや、お出かけの場所づくり、ママ友づくりだと思った方が良い気がしてます。要は親の自己満です。

でもこれ、全然悪ではなくて、どこかにお出かけする予定を入れることってベビーちゃんにとっては大事なこと!

同じくらいの年齢の子たちと触れ合うことで刺激もあるし!

それがたまたま、習い事だったというだけで児童館や支援センターに行くのも同じだと思います。

 

私も一人目の時は、家で子どもと二人きりでいるのに飽きてしまって本当にひたすらいろんな支援センターなどに行っていました。

 

ベビーマッサージや、ベビースイミングってべビーちゃんと一緒に向き合って楽しめる習い事ですよね。そういう意味で、とっても良いなって思います。

 

なので、「習得させる」とか「子どものため」とかいう大義名分を押し出すのではなくて、あくまでも自分が楽しみとして行ってますと思った方がいいんじゃないかと。

習い事は特に、いつも決まったメンバーと約束しないでも会えるので育児で孤立しがちなママにはお勧めです。

 

ベビースイミングに通ってみた感想

上の子がベビーの頃、ちょうど近くにあったベビースイミングに通っていたことがあります。といっても、ベビーといっても、1歳過ぎから2歳くらいの期間だったと思います。

男の子で体力が有り余っていたこともあり、なんとか水中の全身運動で疲れていただきたいと切に願いスタートさせてみました。

結果、ギャン泣き…!!!ずっとしがみつき!!!

母も水中全身運動により疲弊しているので、子どもも疲れて昼寝してくれるが母も疲れて一緒に昼寝したくなってしまうという。産後のエクササイズと思うにはよかったですけどね!

 

半年くらい 私にしがみついていましたが、なんとか慣れてくれて、一度殻を破ったら全然平気となりました。

 

だいたい、どの水泳教室も 3歳くらいから親子分離のコースがスタートしますので、それまでに環境に慣れておいてスムーズに分離クラスに移行するという意味では、最初親子同伴のベビースイミングからの導入はとても良いと思います。

 

ちょっと驚いたのが、平日の昼間のクラスだったのに案外お父様と通われているベビーちゃんや、おばあちゃまと通われているベビーちゃんが多かったこと。…うらやましいっ!!!!こんなに触れ合える習い事って、ベビースイミング以外ないと思うのでそういうところを積極的に参加してくださるパパやばぁばがいると助かりますね!

 

親子分離の水泳教室は何歳からがおすすめ?

できれば自分は入りたくないんです…っていう親御さんも多いと思うんです。ええ、私もです。だって親子クラスの着替えなんてカオスですよ。自分もびしょびしょ、子はどっか行っちゃう。風邪は引かせられないが親は自分が風邪を引くわけにもいかない。

裸で走り回るキッズ。化粧を直す暇もない親。

 

というわけで、分離クラスからスタートを考える方も多いと思いますが、スイミングの初め時は、早ければ早いほど良いというものでもないのではないかと思っています。

 

というのも、まず 3.4歳の子どものクラスでは、コーチの指示をしっかり聞ける子はわずかです。

うちの子はきちんと話が聞けるから大丈夫!そうですよね!そうなんですけど、聞けない子が大半だとコーチもそっちにかかりきりになって進みが遅いなんてことも。

 

まずは、どうしてスイミングに通わせたいのかの理由をはっきりさせましょう。

 

【体力向上のため】

  • 基礎体力を向上させたい
  • 全身運動で効率よくエネルギーを消費してほしい

 

【将来のため】

  • 小学校のプールの授業までに水慣れしたい
  • 溺れて死なないように泳げるようになってほしい
  • 長く続けられる趣味として

 

【体力向上のため】の理由なら早めからスタートが良いと思うのですが【将来のため】という理由ならば、少しスタート時期を遅らせるのも良いかもしれません。

 

我が家は上の子は、【体力向上のため】の理由からベビー期、間を開けて4歳~7歳とスイミングに通っています。

7歳で通っていたお教室の閉鎖により辞めてしまいましたが、その後もずっとまた再開したいと言っていて。タイミングがありまた9歳~復活しました。

いつからでもリスタートできるのも、スイミングの良いところですよね!

 

逆に下の子は、上の子の習い事の送迎でこちらがお付き合いする時間が取りにくかったことからなかなか始められなかったのですが、【将来のため】の理由(小学校までに潜れるようになろう!)から、幼稚園年長(6歳)でスタートしています。

 

やはり、コーチが話していることを頭で理解して、思い通りに体を動かすことができるようになった年齢からのスタートだったので、進みが早いです。

 

そういうわけで、後者【将来のため】という理由の方は、焦らずにゆっくりスタートしても遅すぎることはありません。(その方がどんどん進級できるのでコスパは良いです)

 

スイミングは始めやすい習い事!

 

また、スイミングのメリットとしては

  • 宿題がない
  • 用意するものが最小限で済む(水着と帽子とタオルくらい?)

というわけで、非常に始めやすい習い事です。

小学校高学年からスタートする子もいます。

高学年からのスタートの場合、最初は初心者クラスから入れられるお教室も多いので、お子様本人が学年の離れた子たちと同じクラスでも嫌がらないかを少し気にしてあげるとよいかもしれません。(子ども自身はあまり気にしていないことが多いですが)

気になる場合は、夏休み集中コースなどでレベル判定してもらってから毎週のクラスに入れてもらうのもおすすめです。

 

また、初心者レベルのスクールは早めの時間帯に開講されていることが多いので、小学校高学年になると学校から帰ってくると間に合わないことも。

ゆっくり始めようと思う方は、そのあたりもリサーチしておくと良いかもしれません。

 

スイミングは一人でもできる生涯スポーツ

健康維持でジムなどに通う方も増えてきている現在、スイミングは生涯スポーツとしても人気です。

小さい時に身に付けた泳ぎは時間が経っても忘れることはありません。

スポーツって、不思議ですよね。

自転車も、スケートも、小さい頃にやったことがあるかどうかで大人になってからもできるできない(というか、挑戦しようと思う気持ち)が違ってきますね。

 

時間のある幼少期に、身に付けさせてあげるのはとても良いと思っています。

 

※ただ、そんなに躍起になって早くから始めなくてもよいよね~というのが結論です!笑